函館・道南圏の日々を伝える!
函館電子新聞 hakodate-e-news.co.jp
フォトニュース2020 tokusetu-1
函館山の麓、二十間坂の坂上に本格的な高級フレンチレストラン誕生!
「メゾン・フジヤ」MAISON FUJIYA HAKODATE
満を持してオープン〜近年の函館に例を見ないフランス料理店お目見え〜
フランスの名門レストランで研鑽を積み、札幌の有名レストランのシェフとして
ミシュラン一つ星を獲得した道南江差出身の新進気鋭のシェフ藤谷圭介氏登場ー。
函館山の麓から、函館観光最大の商業施設である金森赤レンガ倉庫やはこだて明治館・海鮮市場、
函館地区最大のシティホテル・函館国際ホテル、そして函館朝市、JR函館駅前に至る函館開港通りに
つながる二十間坂。
二十間坂〜開港通りはまさしく国際観光都市函館の西部地区の動線であるが、この二十間坂の坂上に、
フランスの名門レストラン、アラン・サンドランス他数店で研鑽を積み、200万人都市札幌で
レストラン・コートドール(ミシュラン一つ星獲得)やオプトゥニール ケイなど有名フレンチレストラン
でシェフを務めた藤谷圭介氏(道南・江差町出身)によるフレンチレストラン「メゾン フジヤ」
〜MAISON FUJIYA HAKODATE〜がこの6月20日オープンした。
シェフ藤谷圭介氏を代表に、支配人(函館市出身)、ソムリエいずれもこの道プロの陣容・スタッフと
ギャラリーを擁しての、近年の函館には見られない本格的なハイレベルのフレンチレストランの誕生となっている。
☆ ★ ☆
石畳の二十間坂の一番上にお目見えしたMAISON FUJIYA HAKODATE (メゾン フジヤ 函館)の両サイドには、
函館観光のシンボル、函館山ロープウェイの山麓駅と、大正4年建立の国内最古の鉄筋コンクリート造り寺院で、瓦の大屋根が特徴
の東本願寺や函館ハリストス正教会が位置し、すぐ近く下には老舗の五島軒本店がある。
眼下には市電通り、函館観光のメインストリートともいうべき開港通りと幾多の観光スポット、そして函館港、さらには横津東山
連峰を眺望するというように、その立地はまさしく別格で、真冬の壮大なイルミネーションなど昼夜を問わず人気を誇るはこだて
観光一番のフォットスポット。エレベーターで上がったテラスから見る夜景も非常にロマンチックで、ロケーションこの上ない。
メゾン フジヤは、かつてちゃちで低脳なドデカい看板?で物議を醸した「自由の女神」が置かれていたところでもあるが、物件買収後
これをすべて廃棄し、外観真っ白の2階建て屋上テラス付き、エレベーター完備の新築レストランとして誕生をみた。
当初年明け1月開業の予定であったが、新型コロナ騒動が一段落した感のある6月20日満を持してのオープンとなった。
パリの名門レストランで研鑽を重ね、札幌有名店でシェフとして活躍してきたシェフ藤谷圭介氏(写真上)を代表とする新会社、株式会社
オフィス・クランが設立され、事業投資約2億円(関係者談)で開業オープンの運びをみた。
メゾン フジヤは、代表の藤谷シェフ(37歳)を筆頭に、支配人に山内武氏(38歳)、ソムリエには石川肇氏(43歳)というフレンチ
レストラン精通のメンバーと、ほか7人のスタッフを擁するというなかなかの陣容で具体化したもので、これほどの陣容、内容を持った
フランス料理高級レストランの誕生は近代の函館で例を見ないものとなっている。
シェフの藤谷氏は、江差町の出身で、漁家の生まれ、幼少期より自然への感謝と畏敬の念を持って育ち、東京服部栄養専門学校卒。
同専門学校同期卒では最優秀2人のうちの一人とされる(関係者)。
フランス・パリ、マドレーヌ寺院の側にある戦前から続く名門レストラン「アラン・サンドランス」(三つ星シェフ)他数店で研鑽を
積んだ後、札幌のフレンチレストラン「バンケット」のスーシェフ(副料理長)、札幌レストラン「コートドール」のシェフ、ここで
ミシュラン一つ星を獲得。さらに札幌のフレンチ「オプトゥニール ケイ(K)」のシェフを歴任、オプトゥニール ケイではレストラ
ンガイドのゴ・エ・ミヨで15・5点を獲得するなどの評価を得ている。
メゾン・フジヤの代表兼シェフとして、「クラシックなフランス料理を根底に、現代の美味しさを追求」「料理・空間・サービス・
世界観でmade in Hakodateを見出したい」、「伝統と北海道の良質な食材を融合させ、真摯にそして誠実に
美味しさを提供させていただきたい」としている。
支配人の山内武氏(写真下左)は、函館市出身の38歳。大学卒業後、札幌で飲食の世界に入り、イタリアン、バー、ワインショップ、レストラン
ウエディングで研鑽を積んだ。
故郷函館に戻り、メゾン・FUJIYA支配人に就任となり、
「自然体でお客様との大切なひとときを共有させていただき、記憶に残る最上のサービスに努めたい」としている。
ソムリエの石川肇氏(43歳、写真下右)は、道北上川の比布町出身。スノーボート選手として渡米。帰国後、ソムリエ資格を取得しフレンチの世界に。
「クラシック・自然派を問わず綺麗で洗練された味わいで、最上のマリアージュを提供することをお約束いたします」「北海道ワインと
料理を合わせたベアリングコースなど函館で記憶に残る食体験の提供を目指したい」とー。
別格のロケーション、雰囲気で、
格別のフレンチ、ワインをー。
メゾン・フジヤの所在地は、函館市元町17番17号で、営業時間はランチタイムが正午〜13時30分(ラストオーダー)、ディナーは18時〜20時30分(ラストオーダー)。定休日は毎週水曜日。
ギャラリー・施設は、2階がメインダイニングで30席。同じフロアに半個室があり、最大10名。1階にはサロンが設置され16席。
貸切パーティー、レストランウェディングなどOK。気軽にご相談をー。
メニューは、ランチがAコース3、500円(税別・サービス料込)とBコース5、000円(同)。それとスペシャルコース8、000円から(同)
ディナーはCコース6、000円(税別・サービス料込)とDコース9、000円(同)。スペシャルコース15、000円(同)
ディナータイムはコースの他にアラカルトの用意もされている。
お誕生日祝いにということで、アニバーサリープランを用意し、10、000円。
1階併設・Le SALONの限定としのパーティプランが5、000円。2名様より。
現在37歳ながらすでにミシュラン一つ星獲得の広く評判高い新進気鋭のシェフ登場の極めて注目される新規フレンチレストランの誕生。異国情緒あふれる函館観光の拠点・西部地区に、新たな「函館の洋食文化」を担うべく登場したオープンであり、函館を代表するフランス料理レストランとしての発展が大いに期待される。
△本格的なフレンチレストランにふさわしいFUJIYAの厨房
(20.6.26-27)